愛の迷宮ートンネルー
1986年、女性を狙った連続殺人が起きる。チェ・ジュニョク演じる主人公の刑事パク・グァンホは、新人刑事と共に新婚にもかかわらず捜査に没頭するが、糸口が掴めないまま次の犠牲者が出てしまう。その犠牲者の足首に意図的につけられた印を見つける。捜査過程で1人の学生が捜査線上に上がり訪ねて行ったが、逃げられトンネルで学生を見失ってしまう。気配を感じ振り向くが、何者かに頭を殴られ気絶する。目を覚まし、トンネルを抜けるとそこは見たこともないネオンが煌びやかな景色だった。警察署に戻ると、知らない男に不法侵入者に間違われ手錠をかけられ拘束される。グァンホは自分がいる世界が30年後の世界だということに気づく。同姓同名の新人刑事が丁度赴任予定だったため、グァンホは強力班1班の刑事として受け入れられてしまう。かつて自分の部下だったチョン・ソンシクが、チーム長だ。30年後の世界に慣れる間も無く、30年前の事件の唯一の生存者が殺害され、再び事件が動き出す。
時代を超えて、30年前の殺人犯を追う。タイムスリップを使ったストーリーは、韓国ドラマに多い気がします。あの時こうしていたら、あの時の失敗を正したい、というような経験は誰であることなので、驚くことにあまり違和感なく物語に入りやすい。超常現象系のドラマが嫌いな方でも、捜査の過程は楽しめるのではないかと思います。それにしてもどうして「愛の迷宮」という邦題になったのでしょう。連続殺人犯を追う刑事の話なんですけどね。タイトルだけ見て、スルーしそうになったので、かなり気になりました。