君の声が聞こえる

父親を目の前で殺されて以来、他人の心の声が聞こえるようになった少年が主人公。相手役の女性は、その事件を偶然目撃し裁判で証言した女子高生。このドラマはその10年後の話。高校生となった青年パク・スハをイ・ジョンソクが演じる。成長した女子高生チャン・ヘソンは、イ・ボヨン演じる国選弁護人となる。スハは、父親殺害事件の裁判でヘソンに会って以来、ヘソンに淡い恋心を抱いていた。10年前の裁判でヘソンが決定的な目撃証言をした際、犯人は逆上し「これが終わりでは無い。お前を探し出して必ず殺す」とヘソンを脅す。少年は、恐怖で震えるヘソンを必ず守ると心に決める。高校生へと成長したスハは、地方紙に国選弁護人として紹介されているヘソンを見つけ会いに行くが、すぐには名乗らずに見守ることにした。スハの同級生が殺人未遂で送検され、裁判となる。その担当弁護人がヘソンだったが、同級生から最低な弁護士だと聞く。そんなはずはないと、彼女に近づくが想像していた女性像とは異なり、幻滅する。しかし、スハはヘソンを助け、裁判で勝訴する。この裁判をきっかけに、スハは能力を使いヘソンに協力するようになる。一方、スハの父を殺害した犯人は刑期を終え、出所し復讐の計画を着々と実行していた。二人の前に犯人の影が現れ始める。

事件ものが大好物な私には、とっても満足のいくドラマでした。他人の心の声が聞こえるってあり得ない設定ですが、そこで、つまづいてしまったらこのドラマ面白くないので、受け入れてください。イ・ジョンソクがこの役柄にピッタリハマって良かった。