Jane The Virgin

ラテン系移民の情熱的な母と、敬虔なカトリック信者の祖母のもとで育ったジェーンは、ロマンティックな空想好きの真面目な少女だった。祖母からの教えで結婚まではバージンを貫くことを心に決めていた。そんな彼女を愛するのは、警察官のマイケル。後に、舞台となるマイアミで活動する犯罪組織を追い事件に次々と巻き込まれる。ジェーンとマイケルは、お互いに結婚を意識していた。ある日、ジェーンはバスで倒れてしまい病院に担ぎ込まれる。そこで妊娠を告げられた!バージンなのに!?

ここからジェーンの人生は波乱万丈となる。急に現れた男性にトキメいてしまうジェーン。マイケルとの関係はどうなるのか?また、長いこと秘密にされていた父の存在が明らかになる。

このドラマの重要な役割を果たすのが、ナレーションだ。第三者の目となり、視聴者目線のツッコミを入れる。全体のトーンは、メロドラマとコメディを基調としている。ラテン系のメロドラマの大袈裟などんでん返しを、ふんだんに取り入れている。そこにナレーションのツッコミが入る。ラテン系家族繋がりで、ドラマ「アグリー・ベティ」に似ている。また、「モダーン・ファミリー」の家族の在り方にも似ていると感じました。祖母、母、ジェーンのそれぞれの恋の物語を中心に話が進みます。ぶっとびキャラ、間抜けな悪人も登場し、飽きることなくどんどん先が知りたくなる。テンポの良い笑えるドラマを見たい時にお勧めの作品です。