ジャスティスー検法男女ー 1
「鬼ボム」と敬遠されている気難しいペク・ボムを演じるのは、チョン・ジェヨン。新人検事ウン・ソルを演じるのは、チョン・ユミ。腕の良い胸部外科医だったペク・ボムは、事故でメスが握れなくなってしまい、解剖医として再出発していた。部下に厳しい指導をするが、自分にも厳しくとことん調べ尽くさないと解剖所見を書かない。ウン・ソルは、情熱はあるが検事としては未熟で心証だけで突き進んでしまう。しかし、諦めずとことん調べなくては気が済まない性格はペク・ボムをも動かす。新人ウン・ソルを指導するのは、首席検事のカン・ヒョン。大学生時代に2人は顔見知りだった。カン・ヒョンは、ペク・ボムを敵視し、2人の間にも何か関係がありそうなのが、冒頭から窺える。ドラマの最終話になると、そのきっかけとなった事件の真相が浮き彫りになる。
1つの事件で2話~3話くらい進みます。日本のドラマで例えるなら2時間ものの土曜ワイドや火曜サスペンスくらいの長さなので、事件をじっくり追うことができます。解剖医や科学捜査官が主役の事件ものドラマは日本では多くあるので、韓国ドラマ「神のクイズ」のように目新しさは感じませんが、あらゆる角度から死因と犯人を暴き出すシナリオは、飽きません。韓国ドラマのシナリオの素晴らしさを改めて実感しました。現在は、シーズン2まで放映されています。