オー・マイ・ビーナス

,

10代の頃は、大邱(テグ、韓国の地方都市)のビーナスと呼ばれ、容姿端麗だったカン・ジュウン(シン・ミナ)は、15年後すっかり当時の面影が無くなっていた。猛勉強の末、弁護士になり夢を叶えたが、気づいたらかなり太ってしまっていた。どんなダイエットをしても効果がなく、リバウンドを繰り返していた。10代から付き合った彼との15周年記念日に、プロポーズを期待しデートに出かけるが、彼から別れを告げられる。傷心のジュウンであったが、アメリカ出張を命じられ現地での仕事が終わると休む間もなくトンボ返り。韓国に向かう機中で倒れてしまう。その時に、医者として名乗り出たのが、ソ・ジソブ演じるキム・ヨンホ(ジョン・キム)だった。翌日、新しく法律事務所の副代表として登場したのは、学生時代の友人オ・スジだった。彼女は、学生時代かなり重量オーバーだったが、徹底した食事制限の努力の末、モデルのように美しくセクシーな女性となっていた。その彼女がジュウンの元彼と親密にしていたのを、ジュウンは目撃する。驚きを隠せず逃げ出そうとするが、惨めに転んでしまう。その時に偶然助けてくれたのが、またもやヨンホだった。ヨンホは、医療法人カホンの後継者だが、家業を継ぐ気はなく、米国でジョン・キムと名乗り、カリスマ・ジム・トレーナーとして活躍していた。何人もの女性をトレーニングによって変身させ、彼女達の人生を変えていた。しかし、世間に素性がバレない様に公の場に出ることは無かった。後日、ジュウンの元に航空会社から機内に置いてきてしまった荷物が届く。その中には、機内で隣の男性に借りたジャケットが入っており、ポケットからジョン・キムの身分証が出てくる。あの男性が有名なカリスマ・トレーナーだったのかと勘違いする。今の惨めな自分を変えようと、ジョン・キムの指導を受けるため、彼が滞在するホテルに直談判に行く。ここからジュウンのダイエット生活が始まる。ジョン・キムが目指すダイエットとは、痩せることではなく健康になること。

胸キュンしたいときにオススメの作品です。複雑なストーリーではないので、イッキ観にうってつけです。私は、ソ・ジソブさんのファンという理由だけで、この作品を観ました。主人公に感情移入が出来たら、とっても幸せな気分を味わえます。