ドドソソララソ
主人公ク・ララを演じるのは、コ・アラ。ララは、出産後すぐに母を亡くし、父と2人で暮らしていた。裕福な家庭に育ち、幼い頃から父にピアノを習らわされ、才能はなかったが父の喜ぶ姿が見たいがために大学卒業まで続けていた。ララは、父から勧められた相手と結婚することになった。しかし、結婚式の日に、父が倒れそのまま亡くなってしまう。ここからララの人生は一変する。父の会社が倒産し、屋敷や財産が差し押さえられムン秘書の勧めで姿を消すことにする。ある事がきっかけで、ミミとウンポという町に行くがそこで事故を起こしてしまう。
イ・ジェウク演じるソヌ・ジュンは、ウンポで一人暮らしをする寡黙でどこかミステリアスな青年。成り行きでララを助け、暮らす場所を探したり、何かと世話をするようになる。世間知らずで、辛いことがあったのにも関わらず、底抜けに明るいララに惹かれていく。
映像もストーリーも少女漫画の様なドラマだ。しかし、ドラマで描かれているそれぞれの登場人物の物語は、決して甘いものではなく、現実社会で起こりうる酸っぱく、辛いものだ。ララはウンポの人々と交流を持つうちに、自分を見つめ直し、将来の目標を見つける。
音楽繋がりで、「のだめカンタービレ」を思い出した。同じくコミカルで漫画ちっくなドラマだが、そこは韓国ドラマ。それだけではなく、財閥、貧困、裏切り、詐欺、などなどが盛り込まれている。だけど、泣いて過ごしても、笑って過ごしても時は同じように刻まれる。ならば、笑って過ごす方が良い。人生ケセラセラ。と、思わせてくれる。胸キュンもあり、何だかあったか~くなる。たまには、こういうドラマも良い。