キル・イット

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モデル出身の若手俳優チャン・ギヨンとナナの初共演。

記憶を失い親に捨てられたキム・スヒョンは、殺し屋バーベルにロシアで育てられた。バーベルから英才教育を受けたスヒョンは、強靭な肉体はもちろんのこと頭脳明晰な最強の暗殺者に成長していた。バーベルがマフィアのボスに殺害されてしまい、スヒョンは復習を果たすが、マフィアのボスの息子カリモス2世に命を狙われる。ある日、依頼者からターゲットを殺す度に、スヒョンの過去に関係する情報を提供すると取引を持ちかけられる。バーベルを失った今、ロシアに残る意味も無く、韓国に戻り仕事を引き受ける決心をする。

一方、ト・ヒョンジンは、幼い頃養子となった家で養母の異常なまでの束縛から逃れるように警察官となる。ある殺人事件の捜査の帰りに偶然スヒョンと出会う。後日、ヒョンジンが両親の家を出て越してきたアパートには、スヒョンが暮らしていた。2人の縁は、過去へと繋がっていく。

そのアパートのオーナーは、スヒョンが妹のように育てた高校生のカン・スルギだった。ヒョンジンはスルギと接するうちに、過去の事件の目撃者ではないかと、気づく。その過去の事件とは、スルギの祖父とヒョンジンが慕う先輩の殺害事件だった。スヒョンが少しづつ記憶を取り戻すと共に、スヒョンがいた孤児院の恐ろしい実態が暴かれていく。

韓国ドラマらしく、飽きさせない様に複数の事件が同時進行する。少し、盛り込みすぎた感がありますが、1話30分になっているので、サクサクっと観れました。チャン・ギヨンは、「ここに来て抱きしめて」同様、感情を押し殺した演技が良かったです。しばらく、スパイものや刑事もので観たい役者さんです。