無法弁護士
イ・ジュンギ演じる主人公ポン・サンピルは、幼い頃母親を目の前で殺害される。母親の兄に引き取られ弁護士になり母親殺害の真相追求と復讐を誓う。腐敗した司法、警察組織に立ち向かうため、弁護士になり暴力団組長の叔父から処世術を学びながら育つ。幼い頃住んでいたキソン市に移り、今はサラ金の事務所になっている、かつての母の弁護士事務所を買い取り、主人公も弁護士事務所を立ち上げる。キソン市は司法の権力者と暴力団組織が支配する街だった。いずれ主人公と深い繋がりを持つ女性ソ・イェジ演じるハ・ジェイは、幼い頃に母親が失踪してしまい、現在は小さな写真館を営む父親と暮らしている。母親失踪の真相を知らず、弁護士として懸命に生きている彼女に主人公ポン・サンピルが想いを寄せる。
「バッドガイズ~悪い奴ら~」ほどダークでは無いですが、地方都市で検察、警察組織と街を牛耳る実業家もどきの暴力団組織の構図は似ています。やって、やられてのストーリー展開は、スピード感、痛快感がありほぼ中だるみせず観れます。主人公と女性のロマンスは必要だったのだろうか?と少し疑問に思う程度です。