魔女の法廷

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主人公マ・イドゥム(チョン・リョウォン)は、幼い頃に母が失踪。警察に助けを求めるも自分の意思で失踪したんだと取り合ってくれない。チラシを作り自分で探そうとするが、子供にができることはそう多くない。母を探す為検事になるが、なかなか希望の部署に移動出来ずにいた。ある時部長がセクハラするのを目撃すると、部長から取引を持ちかけられる。しかし、参考人として部長を告発してしまったため、女性児童犯罪担当チームに左遷される。イドゥムの裁判に勝つ為なら方法を選ばないやり方に、同僚検事で元精神科医のヨ・ジヌク(ユン・ヒョンミン)は反発するも、何か事情がありそうな主人公が気になる。イドゥムは、担当事件を通し法律事務所代表で次期ソウル市長を目指す、チョ・ガプスと顔見知りになる。実は、この人こそ母の失踪事件の真相を知る人物だった。

前半は、裁判で勝利することだけに固執するイドゥムと、検事は被害者の代弁者であるべきだと考えるジヌクが、互いの弱点を補い合い検事として成長していく姿を描いている。後半は、母親失踪事件に関係する人達が次々と判明し、ジヌクの協力でイドゥムは少しづつ真相に迫っていく。扱う事件が性犯罪なので、苦手な人は避けて下さい。